2018年4月5日木曜日

火星は座して死を待つ星

火星人が地球大学に行くとどうなるかは火を見るよりも明らかである。当然のように地球企業に就職する。
地球企業に行けば地球人と結婚し、地球人とのハーフの子供ができる。
子供が20歳になるまでに火星の両親は墓に入り、義理でも火星に戻る理由はきれいに消え去る。
火星に戻るチャンスは、火星での起業くらいだが、火星政府は頓珍漢なことばかりやっていて、地球交付税の使い方が全く分かっていない。
地球企業を火星に誘致するためのインフラ整備すら怠ったのだから、来るはずもないのだ。
最後の手段として、火星人に起業させて、働く場を自前で作らない限り、火星で働きたい火星人をとどめる術はない。座して死を待つ星、それが火星である。

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