2014年2月10日月曜日

都知事選結果分析2


先週舩橋監督と呑みながらテーマになったのは、組織票といかに戦うか、ということだった。組織票という、個人の意志とは切り離された不気味な票。そして、結果、この票が勝敗を決める。

今回の都知事選の場合、舛添の組織票250万票を超えることが勝敗の分かれ目であったわけである。これは当初から分かっていたことである。

しかし、舛添は票を減らした。宇都宮も票を減らした。その減らした票が、細川、田母神に流れた。これは、組織票の動きのみである。驚くべきことに、都民の半数以上は投票せず、この選挙に参加しなかったのである。

このことの意味は大きい。なぜなら、今回の選挙は間違いなく、「原発推進派と原発反対派の戦い」だったのだ。それに参加しないとは何を意味するのか?この二択が出来ないということは、原発なんかどうでもいいということになるのではないだろうか?

このどうでもいい層は、無関心層と呼ばれ、B層と呼ばれ、浮動票と呼ばれるが、なまじ選挙権があるために、どうでも良くない選挙結果を導く張本人である。このどうでもいい層は、実は、自公の最大の組織票といえるのではないだろうか。

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