このところ、大きな騒動が2つ。1つはSTAP細胞騒動。1つは美味しんぼ騒動。
STAP細胞騒動は、小保方さんの投げかけた波紋が科学者および理研を始めとする科学関係施設に及んだ。そして、何も解決してはいないのに、幕引きに奔走する理研関係者の醜悪さが目立つ。
小保方さんは、今、理研の処分待ちの状態だが、提訴に踏み切るのか、退職して別の道を選ぶのかの岐路にある。
美味しんぼ騒動は、福島に関する記述が県民差別を助長し風評被害を拡大するものとして、国、福島県、双葉町から醜悪な抗議の声が上がっている。これに対し、作者の雁屋哲氏も発行元の小学館も冷静な対応を繰り返している。
どちらも、醜悪な攻撃が際立っている点が目を引く。
なぜ醜悪なのかというと、真実を探求する態度を取る人間の口を封じようとする点が、である。このような、過激で偏重した攻撃方法がこれまでにあったかと思う程である。そしてそれは、間違いなく、311以降に現れて来た風潮であり、安倍政権の独裁的政治手法に通じるものである。
2011年3月11日の福島第一原発の事故によって、日本はそれまでの日本とは大きく変わった。その変化の中でも最も顕著なものは、これまで全く意識する事のなかった、この日本という国の実態が赤裸々な姿を現してきたことである。 それは、まるで、映画マトリクスの世界そのものである。政府も、官僚も、マスコミもよってたかって国民から真実を隠蔽しようとしてきたことが明白になってきたと同時に、ベールに包まれていたものがその姿を現しつつある。 このような時代にあって、しっかりと情報を取捨選択し、自らの意思に基づいて生きるためには、静かに深く考察する時間を持たなければいけない。
2014年5月15日木曜日
2014年2月12日水曜日
都知事選結果分析5
全投票数500万票のうち、自公の組織票が50%の250万票。
勝つにはどうすればよかったのか?
1、候補者を統一し250万票以上を組織する
2、投票率を60%以上にして250万票に対抗出来る票を確保す
結局、そういうことなのだ。宇都宮候補は、自分で脱原発票を割っ
都知事選結果分析4
今回の都知事選、投票数500万票のうち、組織票が440万票、
こうしてみてみると、残り半分の500万票こそが選挙の行方を決
これらもの言わぬ人々に事の重大さ、結果は自らの問題である事を
日本の自殺者の数は年間3万人。世界でもトップクラスの自殺王国
※組織票440万票の内訳:自公250万票、社共60万票、民主
2014年2月10日月曜日
都知事選結果分析3
今回の都知事選の投票率は46%であった。つまり、半分以上の有
それがB層の実態なのであるから、それは仕方ないとしよう、しか
舛添が勝てば、その結果は、以下の通りである。
1、原発は基幹エネルギーとなる。
2、順次原発再稼働が始まる。
3、福島の復興は放置される。
4、オリンピック開催のために都民税が上がる。
5、東京都の放射能汚染は隠蔽される。
どれも自分にとって関係のあることであり、決してどうでもいいこ
そして、これらどうでもいい層が結果として支えることになるのが
投票率が低ければ低い程組織票は効力を発揮するのが今の
しかし、このような民主主義とは名ばかりの選挙を成立させている
都知事選結果分析2
先週舩橋監督と呑みながらテーマになったのは、組織票といかに戦
今回の都知事選の場合、舛添の組織票250万票を超えることが勝
しかし、舛添は票を減らした。宇都宮も票を減らした。その減らし
このことの意味は大きい。なぜなら、今回の選挙は間違いなく、「
このどうでもいい層は、無関心層と呼ばれ、B層と呼ばれ、浮動票
都知事選結果分析1
数字だけで結果を見る。今回は投票率が50%を切ったことから、
舛添:200=250−50宇都宮:100=100−50+50舛添は自公の50万票を減らし、宇都宮は社共の組織票を積み上げ
細川:100=50+50田母神:50=50細川は、舛添の減らした50万票、もしくは宇都宮の減らした50
2014年2月4日火曜日
細川候補は負けてもいいんだと言って立候補し、宇都宮候補は去年 100万票も取れなかったのにまた立候補した。
細川候補には権力欲はない。宇都宮候補は権力欲のみである。
細川候補には夢がある。宇都宮候補には夢がない。要は、この二人 、夢と現実の戦い。水と油。一本化出来るものではない。
都民に夢を追うほどの理想主義が多くいるとは思わないし、現実を 直視したい人間が多くいるとも思わないので、二人とも負けると見 るのが冷静な判断だろう。
今回の選挙のもう一人の候補、舛添候補はどうか。マスコミは盤石 の態勢であると喧伝する。その根拠は自公の組織票である。240 万票は固いという。
しかしその根拠となる数字がグラグラ揺れている。240万を突き 崩し奪い去るパワーを持った方が勝つわけだ。敵をしっかりと見定 め、敵の首一つ取ることだけに勝負を掛ける志を持ったものが勝利 するのである。
細川候補には権力欲はない。宇都宮候補は権力欲のみである。
細川候補には夢がある。宇都宮候補には夢がない。要は、この二人
都民に夢を追うほどの理想主義が多くいるとは思わないし、現実を
今回の選挙のもう一人の候補、舛添候補はどうか。マスコミは盤石
しかしその根拠となる数字がグラグラ揺れている。240万を突き
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