2014年1月17日金曜日

今日は1月17日、阪神大震災から19年目を迎える。当時わたしはその真っただ中にいて、夜明けとともに死体を3つペッシャンコになった2階建ての長屋から引っ張りだす手伝いをした。それから3年、被災地は自力で復興を目指す緒についた。

しかるに、東北大震災後3年になろうとしているのに、未だ震災時と変わらないばかりか、状況は悪化の一途を辿っている。その理由は、只一つ、放射能の存在である。放射能があるから復興への道が遠いのである。

にもかかわらず、安倍政権は東北の現状を看過し、原発再稼働を目論み、オリンピックを推進しようとしている。まず、原発の放棄がなければならない。まず、東北の復興が最優先されなければならない。東電の再建などいらない。

今回の東京都知事選挙で、脱原発の候補は一丸となってこの千載一遇の機会をものにしなければならない。そこには、私怨もあるかもしれない。政策もあるかもしれない。プライドもあるかもしれない。しかし、この選挙を勝つためには、脱原発候補は結束して勝利を勝ちとらなければならない。もう、待ったなしの崖っぷちまできているのだ。

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